「家庭用クレンザーで車なんか磨けるわけない」
その否定的な意見に真正面から答えます。
雪国のコーティング専門店グロシーの森がジフとピカールを実際に使って洗車傷を消せるか徹底検証します。
100円台で購入できる家庭用クレンザー。
多くの家庭にあるが意外と使われていない金属磨き剤。
グロシー販売のウールバフとウレタンバフを使用して対決を実施します。
ガラス用研磨剤でパネルに洗車傷を意図的に作成しました。
間違った洗車を何年も続けるとこのような傷が付きます。
塗装厚を測定したところ十分な余裕があり(99.3〜104ミクロン)、研磨しても問題ない状態を確認。
右側をジフ、左側をピカールで磨く対決フィールドを設定しました。
研磨剤が塗装にこびりつき、磨けているか判断しにくい状況が発生。
洗浄成分が多いため、べたつきが強くポリッシャー研磨が難しい印象でした。
バフが黒くなり研磨できていることを確認。
傷は明らかに減少しましたが、バフ目(磨き傷)が入ってしまいました。
洗車傷は抜けたものの、新たな傷が発生するという課題が残りました。
ジフ同様に塗装へのこびりつきが発生。
曇りが強く傷の状態が判断しにくいため、有機溶剤(灯油系)で脱脂して比較しました。
ジフと比較するとやや曇った印象。
ピカールの方が研磨力が強い可能性もありますが、量の差もあるため一概には言えません。
両者とも傷が抜けることは判明しました。
洗車傷は取れたが、ウールバフによるバフ目がゴリゴリに入ってしまった。研磨力はやや強め。
ジフとほぼ同じ状態。元の傷が残っている印象で、研磨力が弱いわりに艶も出ていない。
両者ともウールバフのみでは艶が不十分。次のステップとしてウレタンバフでの仕上げが必要。
研磨粒子が荒いジフのバフ目を解消するため、水を打ちながら磨く「スラリー研磨」を採用。
工業用途でも使われる手法で、粒子が崩れてより精密な仕上げが可能になります。ピカールにも同様に施工しました。
相当綺麗に仕上がり、洗車傷もほぼ取れました。
若干深い傷は残るものの、艶感は大幅に向上。
艶はピカールの方がやや上という印象。
ただし研磨力が弱く、磨き傷が若干残りました。
マスキングを剥がして未施工部分と比較すると、両者とも圧倒的に艶が向上。特にピカール側の艶の上がり方が印象的でした。
スラリー研磨などの工夫が必要で労力大。
塗装を約34ミクロン消費。
どちらも車用ではないため、公式には車への使用は非推奨です。
初期研磨の段階から圧倒的な艶と傷取り性能を発揮。労力は家庭用の約1/3程度。
安定したクオリティを短時間で実現できます。
森の主観ではピカールが優勝。傷抜きはジフが強く、艶はピカールがやや上という傾向です。
ウールバフ→ウレタンバフ→スラリー研磨の3段階が必要。工夫なしでは十分な仕上がりになりません。
新潟で20年の経験から生まれたカーケミカルシリーズ。強さと優しさを両立。市販品に飽きた方にぜひ。
ジフ vs ピカール:車磨き対決